やっぱり本屋は楽しい

先日都内で打ち合わせがあった時のことです。
待ち合わせの時間より少し早く現地に着きました。
少しというか中途半端な時間です。
先方との待ち合わせ場所に行くには早すぎる。
喫茶店でお茶をするには短すぎる。
周辺をぶらぶらしていたらとある本屋さんが目に入りました。
ちょうど良いご縁と思い少し覗きました。
その本屋さんは新刊と既刊とのバランスが良く、
フェア台も異なるテーマがシームレスに繋がるように配置されていて、
ちょっとのつもりがだいぶ長居してしまいました。
打ち合わせがあるというのがずっと頭に残っていたので泣く泣く出てきましたが、
もし打ち合わせがなければそのまま一日中そこにいたかもしれません。
しかもしっかりと3冊購入していました。
購入させられたとも言えます。
その本屋の魅力に引き込まれたからこその紅梅です。
本との出会い、本屋との出会いはこれだから困ります。
やっぱり本屋って楽しい。
もちろんネット書店の利点もたくさんあります。
でもリアル書店の良さもたくさんあります。
最近街の老舗本屋さんが撤退するというニュースをよく見かけます。
見るたびに寂しくなります。
本屋は街にとって必要な施設です。
これ以上なくならないように何ができるか。
本屋さんを増やすために何ができるか。
新しいことを始める機会かもしれない。
そう思った日の話でした。

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