スタッフが不満をぶつけてきたらまず一言。
「話してくれてありがとう」
これだけでスタッフの不満は驚くほど消えていきます。
日々の仕事の中で常に満足している人は多くありません。
誰しもが何かしらの不満を持っています。
ほんの些細なこと、仕事を辞めそうになる程重大なこと。
小出しで誰かに話して不満を解消する人もいれば、自分の中に溜め込んである日爆発する人もいます。
あなたは店長という立場上スタッフの不満を受け止め、解決しなければなりません。
たとえあなたにとって耳の痛くなる話であれきちんと聞かねばなりません。
時には言いづらい事も言わねばなりません。
あなたの対応によって不満がより一層膨らむこともあります。
一気に解決することもあります。
不満を解消するにはその原因を知らなければなりません。
不満が出る原因の多くは「自分の存在が軽く見られている」ことにあります。
「私はこんなに頑張っているのに誰も見てくれない、理解してくれない」
こういう気持ちが増えるとあらゆる事が悪く見えます。
不満が溜まっていきます。
当人にとって不満の対象は何でもいいのです。
もっと自分を見てほしい。理解してほしい。
そこにフォーカスを当てて対応します。
あなたは不満の矛先でなくスタッフの気持ちに対応するのです。
「話してくれてありがとう」
こう話し始める事であなたはスタッフとしっかり向き合っていることを知ってもらえます。
スタッフはあなたにちゃんと見てもらえる事がわかり安心します。
安心すれば不満も解消されていきます。
その後であなたは不満の対象となっていた事に対しての解決策を考えれば良いのです。
スタッフからの不満はモノではなく人にフォーカスを当ててください。
スタッフをしっかり見ている。
スタッフとしっかり向き合っている。
このことをきちんと伝えることがあなたの大事な役割です。
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