自分の色にこだわらない

あなたの性格や趣味嗜好。
普段からの仕事への取り組み。
スタッフやお客様との関係。
全てが絡み合ってお店の色が出てきます。
色とは雰囲気や特徴といった言葉に近いです。


色は自然と出てきます。
スタッフに入れ替わりがあればそれだけで変わります。
常連のお客様が変わればもちろん変わります。
無理に出そうとする必要はありません。
当然ながら店長の経験が浅いとこのことに気づきません。
気張って独自色を出そうとします。
いわゆる「オレ色」「ワタシ色」です。
無理に出そうとしたら歪みが出てきます。
歪みはスタッフに出てきます。
誰に出るかはその時にならないとわかりません。
取り返しのつかないことになるのだけははっきりしています。
自己満足でしかない独自色のためにスタッフを犠牲にする。
ひいてはお客様やお店を犠牲にする。
そんな残念なことになって欲しくないのです。


あなたはあなたです。
あなたの魅力はあなたには見えづらいかもしれません。
スタッフやお客様には見えています。
心配しないでください。
焦らなくていいのです。
気張らなくていいのです。
あなたが目の前のことに取り組んでいる姿。
それをスタッフは見ています。
無言でも伝わります。
それがお店の色になっていきます。
気づかないうちにあなたの色が出ているのです。



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