毎月のように新しいフェアが送られてきます。
季節に合わせたものやイベントに合わせたもの。
売り場作りには助かります。
その一方で他のお店との差別化は難しくなります。
そこで自主企画のミニフェアを展開して売り場に独自性を持たせることをオススメします。
出版社や取次が作ったフェアは良い点があります。
・新刊や話題作が確実に手に入る。
・一定のボリュームがある。
・販促物も入っている。
セット商品が届いた段階ですぐに売り場を作る事ができます。
一方で残念なこともあります。
・お店にとって必要でない商品も含まれている事がある。
・売上が芳しくなくても一定期間以上続けないといけない。
・多くの店が採用しているので差別化を図りにくい。
良くも悪くも出版社や取次主導のものです。
オリジナル企画によるフェアも良い点があります。
・好きな商品やコンセプトに合わせた商品で売り場を作れる。
・いつでも始められていつでも終わらせる事が出来る。
・販促物は自分たちで作るのでオリジナリティが生まれる。
一方でデメリットもあります。
・在庫状況によっては欲しい商品が手に入らない。
・売り場面積に合うだけの商品を探せない。
・販促物を作るのが面倒、あるいは道具がない。
今まで大きなスペースを取っていたフェアを自前で用意するとなるとハードルが高く感じられます。
そこでミニフェアの同時展開を検討してみてはいかがでしょうか。
一つの大きなフェアを考えるよりも三つの小さなフェアを作るというやり方です。
同一コンセプトで30アイテムを選ぶとなると大変です。
8〜10アイテムとなるとすぐに見つかると思います。
種類が少ないので全商品を集めやすくなります。
欲しい本が在庫切れしていた場合代替品を探しやすくなります。
小さく始めて様子を見ながら規模を大きくできます。
逆に小さくしたり別のフェアに場所を空けることもできます。
期間も決まってないのでお客様の反応を見ながら自由に設定できます。
お客様に合わせるのも自分のおススメをアピールするのも自由です。
まだフェア台の企画がきまっていなければ一度試してみませんか。
ミニフェアがあなたのお店を変化させてくれます。
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