売上予算は時間で割って考える

先日の記事「予算や実績を見える化する」で大きな数字を小さくして具体化させることをお伝えしました。

今日は時間を含めて小さくすることについてお話しします。



例えば一日の予算が10万円だとしたら、1000円の本を100冊売れば達成できます。

「一日で100冊」という数字はあなたのお店でどういう意味を持っているのか。

仕事量はどれくらいになるのか。

一日の中で何をすればいいのか。

少し分かり辛いです。

そこで営業時間で割ってみましょう。

仮にあなたのお店が10時から20時までの営業時間だとします。

一日で100冊ということは一時間で10冊、6分で1冊です。

ここまで具体的にすると分かりやすいですね。

分かりやすくなるということは目標を立てやすくなるということでもあります。

「この本をあと1冊売るには何をすれば良いか」

といった目標設定ができるので、やるべき事が見えます。

やるべき事が見えるとやる気も出てきます。

スタッフと意識を共有するのにも役立ちます。

指示も出しやすくなりますし、それを理解してもらいやすくなります。

お店全体で仕事にメリハリが生まれます。

これを応用すれば一週間、一カ月単位での売上目標やその進捗も分かります。


漠然とした予算に取り組むのではなく目の前に見える形に落とし込む。

やる事が見えるので集中して取り組める。

スタッフとの間で具体的なイメージを共有できる。

まずは今日の予算を時間で割ってみてください。

あなたのいつもの仕事に新しい視点が生まれてきます。

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