今日は以前お話しした「営業電話は時間泥棒」というテーマと繋がります。
アポなしの来訪も電話もあなたの都合を無視します。
電話は来訪に比べたらまだ良い方です。
電話は相手の表情が見えません。
あなたが何をしているかも見られません。
ながら作業で応対することもできます。
一方来訪は目の前に営業の方がいます。
相手の表情が見えます。
あなたも見られています。
「せっかく来てくれたのだから」という意識が働きます。
失礼な態度を取ったらもう来なくなるかもしれないという恐れが出ます。
適当にあしらうことに対してブレーキの気持ちがでてきます。
とても厄介です。
アポなし来訪がバッティングすることもあります。
そうなるとあなたの時間はどんどん奪われてしまいます。
どのようにしたらいいのでしょうか。
私はアポなしの来訪には決まった対応をしていました。
そのやり方を対話形式でお伝えします。
営「こんにちは、〇〇と申します。
私「あれ?今日はお約束してましたか」
営「いえ突然の訪問でして」
私「当店は事前にお約束していただいているんです」
私「今日はたまたま私がおりましたが」
私「私の出勤シフトがバラバラで休みの時にいらっしゃったら逆にご迷惑になりますし」
私「せっかく来ていただいたお時間も無駄になってしまいます」
私「逆にお時間を決めていただくことでその時間は御社のために他の予定は入れずにお待ちできます」
私「せっかくですからゆっくりとお話ししたいです」
営「それは失礼しました」
営「次回からはお約束して伺います」
私「お手数ですがよろしくお願いいたします」
だいたいこのような流れです。
この後売り場を見ていただくかどうかは状況にもよります。
事前に約束していた営業の方が来ていればアポなしの方にはお帰りいただきます。
こちらの話を聞かないような感じでしたらお帰りいただきます。
他の仕事や作業があればそれとの兼ね合いで判断します。
時間があれば売り場を見ていただいてお話をします。
営業の方とのやりとりも人対人のやりとりです。
あなたの都合があります。
相手の都合もあります。
双方のメリットとデメリットをきちんと伝えます。
次回以降に繋がる提案をします。
丁寧な応対をします。
そうすれば問題ありません。
もしこのようにしても自分の都合を優先させる人がいれば、
つまりアポなし来訪をやめない人がいれば
その人とは付き合わなければ良いだけです。
世の中に数多の書店があるように数多の営業の方がいらっしゃいます。
目の前の人が全てではありません。
合わなければ合わないで次に行けば良いのです。
大事なことはあなたが時間を奪われたりペースを乱されたりしないこと。
あなたが万全の状態でいることがお店にとって最高なのです。
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