分からないことは分からないとはっきり言ってスタッフに聞く

店長は万能ではありません。

人ですから。

店長は全知全能ではありません。

人ですから。

あなたはお店のことから一般常識に至るまで全て知っている必要はありません。

ただ一つ知っておいてほしいことがあります。

知らないことや分からないことはきちんと「知らない/分からない」と言えることが大事だということです。





店長という立場はとても大変です。

お店に関する責任が全てかかってきます。

あなたの一言でお店が動いたり止まったりします。

自分を常に成長させていく必要があります。

お店は店長のレベル以上にはならないからです。

そういったプレッシャーを常に受けていく中である意識が芽生えてきます。

それは「自分は偉い」とか「自分の考えが正しい」というものです。

本当にそうでしょうか。

店長になるくらいですからもちろん基本的な能力はあります。

でも能力と偉さは同じでしょうか。

私は違うと思います。

能力は個人のものですが、偉さというのは他者からの評価です。

自分で自分を偉いと思う人に成長はありません。

分からないことや知らないことを人に聞けず自分の頭の範囲内でしか理解できないからです。

店長がこうなってしまうとお店は悲劇です。

活気が失われます。

スタッフが辞めていきます。

売り場のメンテナンスができなくなります。

お店が回らなくなります。



あなたは分からないことを「分からない」と言ってください。

知らないことは「知らない」と言ってください。

そしてスタッフに聞いてください。

「教えてください」と言ってください。

それであなたの知識が増えます。

見識が広がります。

スタッフとの絆も深まります。

強がらなくていいんです。

全部知ってなきゃと思わなくていいんです。

あなたはあなた。

人間です。

素直な心で吸収できる人に人はついていきます。




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