怒るは自分軸 叱るは相手軸 注意の仕方で大きく変わる

スタッフがミスをした時あなたは注意する立場です。

ここで気を付けるのは「怒る」と「叱る」は全然別のものだということです。



怒るというのはあなたの感情が軸になっています。

感情が軸になっているだけにどんどんエスカレートしていきます。

一度口にると歯止めがかからなくなります。

最悪の場合ミスそのものに対してではなく仕事の姿勢とか人格を攻撃してしまうことにもなります。

ここまでいってしまうとその後の仕事に悪影響を与えてしまいます。

場合によってはスタッフが辞めるというこもにもなります。

一方で叱るというのは相手の行動が軸になっています。

自分が取った言動そのものに焦点が当たっているので感情を挟みません。

叱るというのは同時にこれからの改善点を示すことにもなります。

相手からしたら怒られるというのはあなたの負の感情をぶつけられていることでしかありません。

叱られるというのは自分の行動の改善点を見つけてくれるものです。

相手にとってどちらの言葉が胸に響くか、今後の仕事ぶりに活かされるかは一目瞭然です。



怒るは自分軸、叱るは相手軸。

言い換えれば怒るは過去志向、叱るは未来志向。

もし怒りそうになったら、意識的に深呼吸を2-3回してください。

「怒るのではない。叱るのだ」

と頭の中で唱えてください。

そうすればあなたの言葉が相手を思ってのものだと伝わります。

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