私がスタッフの提案に返答する時に心掛けていたことがあります。
それは「提案を実行するための方法論を提示する」ということです。
時には突拍子もないアイデアだったり実現が難しそうな提案も出てきます。
それでも「それは出来なさそう」とか「無理だ」とは絶対に言いませんでした。
「難しいけどこうすれば出来るかもしれない」
「こういう風にしてみたら大丈夫かも」
そのように答えてました。
有り体な言い方をすれば出来ない理由を考えるのではなく出来る方法を考えるというものです。
出来る方法を考えたら、あとはそれを実行するだけ。
スタッフの提案とあなたの考えとがミックスされた素晴らしい策が出来上がります。
自分が日常業務の中で見落としていたり気付かないことにスタッフの方が気付いてくれることはよくあります。
その逆にスタッフに見えていないことが自分には見えていることもあります。
お互いの見えていないことを指摘するよりも見えていることを足していく方が視野が広がります。
アイデアも増えます。
そして一体感が生まれます。
いいことづくめです。
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