今日はあなただけでなく、過去の自分自身にも伝えたいことです。
仕事をしていれば、いいことだけでなく嫌なことも起こります。
理不尽なクレーム、スタッフ間のイザコザ、現場無視の売上目標、などなど。
100%満足できる仕事というのは恐らくどこにもないので、どこかしら妥協点を見出していかなければならないのは頭では分かっています。
でも、突発的にネガティブな感情が噴き出してくることは避けられません。
なぜなら、人間だから。
常に理性的に判断できるわけではなく、時には感情的に動く。
人間らしくて好きです。
ただ、感情的になった時に一つだけ絶対にやってはいけないことがあります。
どんだけ怒りが爆発しても、憎しみが噴き出しても、冷静でない時に「辞める」という言葉を口にしてはいけません。
「アファメーション」という言葉をご存知でしょうか?
辞書的な意味は「自分自身に対する肯定的な宣言」というものですが、この効果をざっくり言うと「自分は出来る」など声に出して宣言することで、その宣言を体現するというものです。
このアファメーション、自己啓発などで良く使われている言葉ですが、「言葉に出すことで体現する」ということは、良いことも悪いこともそこには含まれているということです。
寧ろ言葉の良し悪しは関係なく、口に出した言葉に考え方が向かっていくということです。
なので、もしあなたが「もう仕事辞めたい」と口に出したらあなたの中では仕事を辞める方向に思考が向かっていくのです。
そしてそこに本心で思っているかは関係ありません。冗談で言ったとしても同じです。
ですから、本心から辞める気がない時は、「辞める」とは言わないようにしてください。
それでも「辞めたい」って言いたくなったら、どうするか。
「もう嫌だ!」
「やってられない!」
というように、感情を表す言葉を思いっきり叫べば良いのです。
すっきりして、気持ちの切り替えができます。
今日のまとめは、
「感情的になった時には決断や行動を表す言葉を口にしないでください」
です。
今日は一時の感情に流されて失敗した過去の自分に対しての戒めの言葉でした。
それと同時にこれからのあなたへのエールです。
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