はじめに

先日、部屋の大掃除をしていたところ、幼稚園の卒園アルバムを発見しました。

懐かしさのあまり読み返してみると、将来の夢にこう書いてました。

 

「ぼくは、おおきくなったらサッカーのせんしゅになりたいです。

 りゆうはボールがけれるから」

 

別のクラスメイトは

「わたしはお花やさんになりたいです。」

花に囲まれて笑っている絵と一緒にそう書いてました。

 

好きなことだから、それをしたい。していたい。

そんな気持ちは幼い頃から持っていることを思い出しました。

 

時が流れるにつれ、私の夢はサッカー選手から別のものに変わっていきました。

学者、漫画家、医者、ギタリスト。などなど。

その時その時で好きなもの、ハマっていたもの、それをただ「好きだからずっとやっていたい」という気持ちです。

そして、この気持ちは結局今でも変わっていないと気づきました。

 

私は本が好き。

人が好き。

そして本屋が好き。

この思いをきっかけに、本屋で働いてきました。

長い本屋生活の中で、いい思い出も、あまりよくない思い出も、たくさんあります。

本屋を通して見てきたもの、感じてきたこと。

全てが今の私に繋がっていて、この先の私の礎になっていくのだと思います。

この度、それらを忘れないために、残していくために、ここで書き置いていこうと考えてます。

先にネタバレしておくと、私のいた本屋は普通の本屋ではありませんでした。

そして、普通でないからこその面白い経験もたくさんできたと思ってます。

 

このブログを読んでくれたあなたが、もっと本を、もっと本屋を好きになってくれたら、私は嬉しくて仕方がありません。

そして、ほんの僅かでも、あなたのお店がもっともっと輝くきっかけになることができたら、最上の喜びです。

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